【中国MBA】初の期末テスト
また前回の投稿より、気づいたら時間が空いてしまいました。
今回は期末テストについて書きます。
今後、中国で大学院(特に文系)やMBAに進まれる方の少しでも参考になればと思います。
期末テストは、本来私の通う大学では年明けにある予定でしたが、コロナのことで校内で何か調整があるようで、今年は、11月30日から12月18日の三週間がテスト期間に変更となりました。
私は全部で7科目テストがありました。
- 营销管理(マーケティング)
- 管理与组织行为(管理学)
- 数据模型与决策(統計学)
- 人力资源管理(HRM)
- 财务会计(財務会計)
- 高级商务汉语Ⅰ(ビジネス中国語)
- 科研伦理与学术规范(正式な授業科目ではなく、オンライン受講の論文の書き方)
数据模型与决策と高级商务汉语Ⅰ以外の科目は、紙媒体の素材は持ち込みOKでした。持ち込みがOKな分テストの難易度が上がり、持ち込みがダメな科目は、比較的テストの難易度は低いそうです。
全て必修科目となっており、もし単位を落とした場合、2021の秋学期に再履修しなくてはなりません。春学期に同じ科目を履修できる訳ではないので、先延ばしになる不安要素は大きいと思います。2年目は、主に論文の執筆やインターンなど自分の活動を広げることができるので、できる限り授業は最小限に抑えたいです。
ちなみに弊大学のシラバスはこんな感じです。テストの成績は順位まで発表されます。基本的には、平常点(出席点、宿題点、発言点等が含まれます。)、中間テストまたは課題があれば中間点、そして期末テストの3点で構成されます。科目により60または70点が合格ラインになります。(今日やっと全科目結果が出て、全て“及格”でした!!一安心。)
必ず、授業に出席し、課題は必ず提出していました。オンライン受講の留学生は発言権がないため、授業に積極的に参加はできなかったですが、テストで点数を取れるかわからなかったため、平常点は満点を取る勢いで望んでいました。
テストは、どんなにわからない問題でも何か書く努力はしました。ただ問題自体なにを言っているかわからないものもあったので(後から聞いたら、中国人学生もわからないそうでした。)、一部空欄もありましたが、留学生はとにかく最後まで諦めないことが大切だと思います。どうしても中国人学生との差を埋めることはできないので。
テストで一番辛かったことは、テスト期間が長いことでした。科目のテスト日が重なるのは、最高でも2科目だったので、大変ではあるものの、ひたすら勉強してどうにかなると思いますが、約3週間のテスト期間は、勉強してもしても不安な状態なので、ずっと神経を張り詰めている感じなので、とにかく疲労感が異常でした。
そして改めて自分の母国語以外で勉学を学ぶことの大変さを痛感しました。今までの中国留学では語学学校に通った経験しかなく、”中国語を学ぶ”ことをしていましたが、”中国語で学ぶ”ことは、全く異なるものだと思います。統計学や財務会計は、自分が触れてこなかった分野だったので、これを中国語で学ぶのは一番苦労しました。テストでも記述問題が出てきた際には、自分の中国語力の低さを再確認しました。友人と流暢に会話をするのとは、また違う能力で、今後の課題です。
次の学期は10科目履修しているので、更に忙しくなります。今から考えるだけでも恐ろしいです。今回のは、絶対に落とせないので、必死に勉強します。前学期を通して、勉強のペースなどはつかめたので、秋学期よりは気持ち的には負担が減る気がします。
ちなみに新学期は3月1日からです。それまで約二ヶ月、修士論文の下準備をしながら、興味のある分野の勉強、読書、仕事依頼、をこなしていきたいと思います。