MBA in China

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【中国政府奨学金】2020年度合格①学習/研究計画書の書き方

中国政府奨学金について、情報収集で苦労したので、今後、中国政府奨学金を検討している方にとって少しでも参考になればと思い書きます。

募集要項などの詳細は、毎年11月末頃に更新されるようなので、必ず確認してください。リンク貼っておきます→中国政府奨学金について

 ※私が研究生枠での応募なので、内容は研究生よりですが、本科希望の方も役立つと思います!

 

中国政府奨学金に関する記事は、今後、3つに分けて書こうと思います。

①学習計画書・研究計画書の書き方について

②書類選考について

③面接について

 

書き始める前に

学習計画書、研究計画書は書類選考を受ける中で一番重要なポイントになります。

まずはネットで研究計画書について調べ、関連する本を一冊読みました。まずは研究計画書とはどんなものなのか大まかなイメージをインプットしました。意外と買うには少しお高めに本なので、フリマサイトで買うか、図書館に関連本があればそれで十分です。ネットだと実際の計画書は記載が少ないですが、本には、いくつも実文章が研究分野、希望大学院ごとに載っていて、かなり具体的です。いくつか実際の学習計画書、研究計画書にはどういう内容が書かれているか、読んでみてください。

amzn.to

計画書とは何か、なんとなく把握できたら・・・

  1. 自分が何を勉強・研究したいが具体的なテーマをピックアップ(複数)
  2. 複数のテーマを検討したら、そのテーマについてどんな論文が発表されているかを調べる
  3. 先行論文と被らないようなテーマを設定

 

構成を考える(一番大切!)

構成は一番大切な工程です。 ”What-Why-How”を明確にしましょう。

What:何を勉強・研究したいか

Why:どうしてその勉強・研究をしたいのか/どうして中国がいいのか、中国でなければいけないのか

How:どのように勉強・研究するのか

まずは、この質問にそれぞれ明確に回答できるようにしましょう。これが計画書の核心の部分になります。このあとは、その答えに肉付けしていくだけなので、難しくありません。

 

具体的な例を紹介

これだけだとわかりづらいかもしれないので、私の書いた計画書を例に説明します。

What:従業員のエンゲージメントの重要性について

Why:自分の会社、または取引先で会社の従業員のターンオーバー高さが気になり、その重要性を感じていたから

How:私は一年目、二年目に分けて自分がこういう風に学びたいと記載しました、二年目の部分には、どういう方法で卒論を書くかも明記しました。(あくまでも予定ですw)

こんな感じで核になる部分ができたら、起承転結で文章を書いていくだけです。

 

段落で説明すると

『研究テーマ』(What)

段落①自己紹介、学生なら勉強してる事、社会人経験者なら社会人経験について
段落②研究テーマ+研究内容の選定理由について(What+Why)
段落③どうして中国で研究したいのか(Why)
段落④どうやって研究するか(How)
段落⑤卒業後(帰国後)のプラン

文字数は、日本語が1400字ほど、中国語が1100字ほどになりました。

WhatとWhyの部分で全体の約7割を占めている感じです。

約2週間ほど、何度も推敲を繰り返し、第三者、専門分野外の人にも読んでもらい、わかりやすい内容を心がけました。 

計画書は、一番苦労した部分ですが、これから自分が研究生になる上で、留学する上で、自分の中で目的をはっきりさせるのは大切な事だと思います。

これから募集要項が発表される時期かと思いますが、何か質問などあれば、コメントor TwitterのDMで教えてください!